2018-06-12 第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
○参考人(小室淑恵君) ありがとうございます。 中小企業においての働き方改革は、確かに大変難しい点がありまして、なぜなら、その上流の工程、取引先との関係性に強いプレッシャーを感じるからというところです。 中小企業が、今回、各都道府県の県庁とのプログラムにおいては非常に好事例がたくさん出ているので、中小企業の働き方改革が全く不可能ということはなくて、取り組めばきちんと進んではいくんですが、やはりその
○参考人(小室淑恵君) ありがとうございます。 中小企業においての働き方改革は、確かに大変難しい点がありまして、なぜなら、その上流の工程、取引先との関係性に強いプレッシャーを感じるからというところです。 中小企業が、今回、各都道府県の県庁とのプログラムにおいては非常に好事例がたくさん出ているので、中小企業の働き方改革が全く不可能ということはなくて、取り組めばきちんと進んではいくんですが、やはりその
○参考人(小室淑恵君) ありがとうございます。 今日お持ちした資料の後ろの方に中小企業の事例を入れておきましたので、スライドの十番を見ていただければと思います。 今御質問にありましたように、中小企業の方がこれからは働き方改革の必要性は非常に高くなります。特に、人材採用において非常に厳しい側面になると考えています。スライドの十番にも書きましたが、今、既に働き方改革推進支援センターがあったり、それから
○参考人(小室淑恵君) 株式会社ワーク・ライフバランスの小室でございます。本日は貴重な機会を賜りまして、ありがとうございます。 十二年前に企業の働き方改革を支援するコンサルティングの会社を起業しました。これだけの少子化社会だというのに女性が育児と仕事を両立できないような長時間労働の社会、それから多くの真面目な方が健康を壊してしまう長時間労働社会、これに対して強く憤って起業しました。 また、介護に
○小室参考人 御質問ありがとうございます。 ワークシェアリングに関してですが、日本がこれから目指すのは、ワークシェアリングとは少し違うかもしれません、イメージは非常に似ているんですが。オランダなどのワークシェアリングは、一人分を一だとすると、〇・七ずつを夫婦でやるようなイメージです。 ただ、日本に現在必要なのは、今一人が一・八ぐらいをやってしまっているという状況で、それを一に戻すという形なので、
○小室参考人 御質問ありがとうございました。 男性の育児休業については、私も、政府のKPIを見る中で最も進捗がおくれていると思っているポイントです。 一つは、本当に、本来は男性の育休も義務づけぐらいまでやった方がいいと思っています。 ただ、もったいないなと思っていますのは、ことし、既に育児休業給付金のパーセントが六七%まで引き上げられていて、このことは、実は、男性にはすごく大きく作用するはずのことなんですね
○小室参考人 皆様、おはようございます。株式会社ワーク・ライフバランスの小室と申します。 本日は、資料を作成してお配りしておりますので、ごらんいただけたらと思います。 私は、企業の働き方見直しコンサルティングという仕事をさせていただいておりまして、残業を減らして売り上げを上げるということをやっております。 建設業で、残業が三年間で大幅に減って、当初六億だった利益が四十億に伸びたような企業さんがあります
○小室公述人 御質問ありがとうございます。 今、育児休業の制度自体は整っているにもかかわらず、企業では運用がなされていないということがよく起きています。 私が最大のポイントだと思っている点は、企業の社員に対する評価のつけ方です。どのように評価をつけているかというのを聞くと、管理職の方は成果主義でつけていると言います。その成果主義の定義を聞くと、月末、年度末で締めたときに、質掛ける量は誰が最大だったかということを
○小室公述人 御質問いただきましてありがとうございます。 先ほどいただきました介護保険制度のことについて、確かに、三世代同居の地域に関しては、介護保険に頼らなくてもできる、そのことがかえって阻害要因になるというようなお話、そういった視点もあるんだなというふうに思いました。 ただ、介護に関して実際に感じることは、一人介護するのに四人の手が必要というふうに言われています。夫婦で介護ができたとしても、
○小室公述人 ワーク・ライフバランスの小室と申します。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。 私は資料を用意しましたので、お手元にこういったものがございますので、御用意いただければと思います。 私は、今、フロンティア部会の委員ですとか、厚労省の年金部会の委員、内閣府の、仕事と生活の調和推進委員会の委員などをさせていただいておりますが、本業は、ワーク・ライフ・バランス・コンサルティングを行う会社
○参考人(小室淑恵君) 済みません、御質問いただいたところが、国や政治ができることというのは、何に対してというところが少し聞き取りづらくて、済みません、もう一度いただいてもよろしいですか。何に対して。
○参考人(小室淑恵君) ごめんなさい。あと一分で終わります。 右側の図ですけれども、この状態、介護で辞職が起きたり、育児と介護と両立する人がたくさん増えてきたとしても、頭数が増えていますのでフォローに入ることができるような職場になっている、つまりサステナブルな状態でビジネスが続くというふうになっているというものです。 今の短期的な思考の経営した会社と逆転の発想で経営した場合で、社会に、行政に求めるものがどれぐらい
○参考人(小室淑恵君) ただいま御紹介いただきました株式会社ワーク・ライフバランスの小室と申します。貴重なお時間をいただきまして、本日はありがとうございます。 私は、今日はパワーポイントを使って発表させていただきます。(資料映写) 現在、私は株式会社ワーク・ライフバランスというそのままの社名の会社をやっているんですけれども、本業は企業の働き方を見直すコンサルティング、残業を削減する仕事が非常に多